新入社員の君に告ぐ! ~知識と経験はどちらが先か~
~知識と経験、自信と実力、ペダルの右と左、PDCAサイクル~
「先輩! 知識と経験はどちらを優先したら良いのでしょうか」
「そんなこと考えている暇があったら、どっちかやりなさい」
世の中には、どちらを優先すべきか、選択肢に悩むことが沢山ありますね。
選択肢の多さ=ストレス機会の多さ=不幸
という考え方もあります。
できるだけシンプルに行きましょう。
加えて言うと、こんな悩みに取り付かれている時は、ずいぶん頭でっかちになっているときです。そう言う時は、体を動かした方がいいですね、では行動が先? いいえ、遊びに出かけるのが先です(笑)
悩む必要のない悩みは、極力排除しましょう。
私は、悩む必要のない悩みを
『迷い』
と呼んでいます。
上岡竜太郎さんに教えていただきました(TVを介して)そのお話はいつかする……かな?
どっちが先?
知識と経験はどちらが大事でしょうか、答えは両方です。
では、どちらを先にするべきでしょうか。答えは、どちらでもいい、です。
ある人は言います。
先ず、十分に調べてから、行動を起こすべきだ――つまり、十分な知識を得てから、綿密な計画を立てて行動すべきだ。
ある人は言います。
どんなに調べても、現場に行かないと、知り得ない情報もある、まず、行動を起こして、経験を元にした知識を選択して学ぶべきだ。
どっちも正しいですよね、より正しい方はどちらか……なんて考えるのはナンセンスです。
他にも見つかる、悩む必要のない悩み
自信と実力はどちらが大切でしょうか、答えは両方です
では、どちらが先でしょうか、実力が無ければ、自信を持てません。自信がなければ、実力を発揮する事が出来ません。両方なければ、どっちもできないですね。
自転車のペダルの右と左は、どちらが大切でしょうか、答えは両方です。
では、自転車のペダルの右と左は、どちらを先に漕ぐべきでしょうか、答えは、当然、どちらでも良いですね。
知識と経験、自信と実力、ペダルの右と左、三者に共通して、一番大切な事は、どちらでも良いから、まずは一歩を踏み出す事です。右足を出せば、左足は自然とついてきます。まずいと思えば、ブレーキをかけて止まれば良いのです。一度止まった後に、また、どちらか好きな方から漕ぎ出せばよいのです。
自転車には乗れるのに、知識も経験も、自信も実力も手に入れられない人が沢山いるのは何故でしょうか。
それは、始めの一歩がとても重たいからかもしれません。
行く先に霧がかかって前が見えないからかもしれません。
様々な理由の根っこあるのは、『あるもの』を受け入れる心の準備ができていないと言う事だと思います。
『あるもの』を受け入れられれば、知識、経験、自信、実力、何も持たなくても、自然と勇気が湧いてきます。
前に進むしかないと、腹が据わります。
何かを成し遂げる為に、始めに必要なもの、それは勇気です。
勇気だけあれば、とりあえず、オーケー。
必要なものは、後から自然についてきます。
勇気とは、具体的に言うと、『自分を信じる、心の強さ』ではないでしょうか。
じゃあ、『あるもの』ってなんでしょう?
なんとなく心に浮かんだものがありませんか?
それが答えで、いいと思います!
がんばりましょう!
PDCAサイクルはどこからまわす?
はい、どこからでもいいです。
まずまわしましょう。
計画してもよい、とにかくやってみても、確認しても、改善しようとしても、
サイクルはまわらないとサイクルになりません。
何か行動を起こせば、そこに、何か種が見つかります。
種から出た芽は、きっと次のヒントになるでしょう。
種を集めているうちにPDCAはまわっていくでしょう。