二年間一日一食生活レポート
|||体のことを考えて始めた訳ではありません
大切な注意点です。決して健康の為に行っているわけではありません。
どちらかと言うと不健康な生活です。あなたは、あなたの考えと、専門家の正しい指導のもと健康的な生活を送ってください。
|||ストイックに一日一食を続けているわけではありません
ばらつきはありますが、だいたい週5回ぐらい一日一食を約2年間続けています。
僕は座って仕事をすることが多く、あまり体力を使うほうではありませんので、カロリーを大量に必要としていません。
出張で誰かとお昼休みを一緒にするとか、誰かにお食事に誘われたりしたら、喜んで2食目を食べます。
そして、1食は沢山食べます。もうおなかいっぱいと言うぐらいに食べます。
それから、仕事をしない休日は食べたり食べなかったりしています。
ストイックに続けているわけではありません。
|||きっかけはセブンイレブンのお弁当
きっかけはこの瞬間でした。
「あー、いい加減飽きたなー、セブンイレブンのお弁当……」
この言葉を自分が吐いたとき、お金が無くてお弁当も買えなかった日々を思いだしました。
みんながこぞってアップしている『食レポ』に泣きながら『イイね!』していた日々もありました。(食レポ批判じゃないですよ笑)
ただ、自ら食レポをアップすることにためらいがあったのも事実です。このレポートを書くことで、そんな小さなこだわりに、さよならしようと思います。
そんな僕でも、ちょっとお金に余裕ができて、毎日食べたいだけ食べられる生活をおくっていると、「飽きた」なんてことを言い出すのです。
ちょっとした衝撃でした。これではいかんと思い立ち、しばらく食べない生活に戻してみようと思い立ったのが、約2年前。ちょうど連休のあった3日間食事を絶ち、次の日から一日一食生活を始めました。
たぶん、まだ、一日一食が世間をにぎわす前のことだったと思います。
|||二つの目的で始めた一日一食
・食に対する感謝を思い出すため
・野生に近い研ぎ澄まされた感覚を思い出すため
この二つの理由によって、一日一食が始まりました。僕はもともと、我欲が少ないほうで、与えられたものの中で幸せになれるタイプです。
ポリアンナのように、日々の生活から『よかった』を探して幸せになれます。
と呼んだりします。
しかし、僕が幸せでも、僕の周りの人たちは幸せになれません。
彼らの視界に入る私が、彼らから見て幸せに見えないと、彼らの幸せに黒い点を打つことになります。
というわけで、それなりにならなくてはならないのですが、それには少し足りないものがあります。
食事を満足にできない日々は確かに不幸でした。食を得られないではさすがに『よかった』とは言えません。
しかし、食を得られない日々は、意外と風邪も引かず、頭の中は澄み切って、感覚は研ぎ澄まされるのです。
多分、野生に近づいているのではないかと思いました。
今の、少ないながらも収入があり、食べたい物を食べられる日々は、誰かに飼われているようなもので、安心と引き換えに、野生を失うのです。
で、自分なりに考えた野生とは、一日一食でした。
自分なりに思う、原始時代ぐらいの人たちは、年がら年中、狩をしていたわけではないと思います。
たぶん、おなかが減ったら狩に出かけ、獲物を得て、おなかいっぱい食べたら眠るという生活だったのではないかと。
だから、朝食はたべません。僕は、おなかが減るから仕事に行きます。
そして、仕事が終わって帰ってきたら、おなかいっぱいにご飯を食べ、そして寝ます。
|||自分が納得できる生活をおくる
世の中には沢山の健康法があふれています。どの方法が一番良いのか、迷うほどです。
僕が思う一番大切なことは、『自分が納得できるか』です。
どんなすばらしい医療も半信半疑で受けてしまえば、うまくいかなかったときに、相手を恨んでしまいます。
自分で納得できる健康法を『自分で決めて』実践する事が大切だと思います。
自分で決めたのだから、人のせいにはできません。
だからこそ、専門家の正しい指導のもと、行ってください。
繰り返しますが、僕の生活は健康的ではありません。
ただ、自分の中で納得できた生活です。
|||一日一食を約2年間続けた結果
さて、結果ですが、あくまで、現時点で自分が思う結果ですので、今後変わるかもしれませんし、明日から食事の取り方を変えるかもしれません。
別の方は違う結果を感じるかもしれません。
・やっぱり早死にしそう
・仕事に集中力と貪欲さが増した
・逆に集中力を継続できる時間は短くなった。休憩が多くなった
・帰ってご飯を食べるのが楽しみになった
・夜、おなかいっぱいご飯をたべたら、もうおきていられない。睡眠時間が増して眠れないことはなくなった
・逆に、過剰な残業はできなくなった
・体重は5kgぐらい減った
・おなかは小さくなったが、やせていると言うほどではない
・食事はやっぱり大切だと痛感するようになった。
さて、これらを踏まえた最終的な結論は、
『良いものを、必要な分食べる』
ということです。
僕は基本がコンビに弁当なので、多分、早死にします。
でも、体に良くなさそうなものを3回食べるより、1回のほうが長生きできる気はします。
食事を3分の1にしたからと言って、体重が3分の1になるわけではありません。
決してやせているわけではありません。
一日一食でも、コンビに弁当ではまだ多いのです。
(カロリーは多い。栄養は足りない)
皆さんは、バランスよく食べてください。
私もそのうち、そうします。
特に大切な未来を持つ若者は、自分のためと周りの為に、真剣に考えてくださいね。